2007年07月27日

モトクロスはエンターテイメント

日本のモトクロスはどうなって行くのだろう?

このブログのリピーターでこれを考えない人は多分いないだろう。
私もときどき常磐線に揺られながら考えてしまう。
そして、いつもアメリカやヨーロッパのモトクロスの事を考えてしまうのだ。


ヨーロッパやアメリカなどではそもそも文化としてのモータースポーツという観点において、
大きな違いがあるのは間違いない。
そしてその土壌が下支えとなり、モトクロスはメジャーなモータースポーツとして
ゆるぎないものとなっている。

アメリカで言うならばその流れはナショナルを頂点としたアウトドアモトクロスだろう。
多くの地方戦。
ナイター設備を持ったコース。
国が認めるオープンエリアの存在も大きな要素だ。

我々が考える以上に普通のスポーツ、ホビーであり気軽に楽しめる遊びではないだろうか?
コンペ志向の人とファンライディングの人。
同じモトクロッサーを使ってはいるが、その比率はどうなのだろう?
もしかしたらファンライディングの方が多いんじゃあないだろうか?

またアメリカにはもう一つの流れがある。
ショービジネスとしてのモトクロスだ。

それはエンターテイメントでありライダーはエンターティナーだ。
スーパークロスはデートスポットであり、
会社の仲良しグループが『今度どこ行こうか?』などと考えるときに出る一つの選択肢なんだと
想像してしまう。

厚く豊かな土壌の上に安定したビジネスルーチンが出来上がっている。
今の日本とは何もかもかけはなれている。

しかし、モトクロスの中心の何もかもがアメリカやヨーロッパにあるかと言うと、そうでもない。
主要5メーカーのうちKTM以外は我が日本メーカーだ。
そしてそれは大変誇らしい事である。
しかし、悲しいかなメーカーの矛先はアメリカやヨーロッパに向けられている。
残念ながらビジネスとしての本流は日本ではないのだ。


しかし日本メーカーのモトクロッサーに乗る外国の人々は、時にこんな事を言う。

『日本はバイクばかりでライダーは二人のアキラしかよこさないじゃないか』

『バイクはMade in japanがBestなのに、なんでライダーは速くないんだ』


時々考える事がある。
こんな事だ。

今、本田宗一郎が生きていたら何か一発かましてくれるんじゃないだろうか?
こんな夢のない状況を黙って見ているのだろうか?
ビジネスと割り切り過ぎるには、4メーカーは幅を利かせすぎなんじゃあなかろうか?


この書き様だとちょっと大人気ないですよね。
だからもう少し考えてみましょうか。



日本でアメリカやヨーロッパの様なモータースポーツ文化としてのモトクロスを位置づけようとするのは
無理だと私は思う。

しかしエンターテイメントとしてならそれはあながち無理な事ではないと思うのだが、どうだろう?

関東戦が行われた先日のアサノで私は普段とは違う雰囲気に気がついた。
アサノは高いパドックからコースが完全に一望できるとてもまれなコースだ。
少なくとも関東ではそんなコースはここだけだ。

家族やメカニック、ライダーの彼女なんかがレースをパドックから見ているのが普通だが、
その日は違っていた。

パドックのコース側に陣取っていたのは一般の人達だ。
一見して人種が違うのだ。そう、こちら側の人ではないのだ。
みんなキレイなのだよ^^
もしかしたらライダーが知り合いを連れてきただけかも知れないが、
それは関東戦などでは見たことのない風景そして人数だった。
妻の話によるとみんな結構楽しんでいたみたいで、
『あの子達は何歳くらいなの?』などと聞かれては答えていたらしい。

百聞は一見にしかず。
見てもらうのが一番早い。
そういった意味でアサノくらい全体が見渡せると、レース展開を全て見る事ができる。
アマチュアである関東戦でもそれはもう立派なエンターテイメントだ。

数コーナー手前から仕掛けるライダーの計算が見える。
それを察知するライバル。
ラインがクロスする。
下から追い上げて来たライダーの気迫が見える。
そしていつしか追い上げきるんじゃ無いかと期待する。
それはチェッカー後の観客のため息や歓声で明確となる。

初めて見たってわかるんだよ。

それくらいの予備知識は大抵の日本人は持っている。

シンプルに言い切ればモトクロスは単なる競争だ。
よーいドンでスタートし、1着が一番偉い。
とても分かりやすい。

わかりやすいスポーツは楽しい。
そう、もう一度書こう。
モトクロスは見ていて楽しい立派なエンターテイメントだ。


盛り上げるためには、やはり底辺での認知向上が不可欠だ。
その上でメディアにメリットを持って食い込めれば、と最近良く考える。

サンドイッチが上手く行けば、何かに火が着けば、ぱっと広がるかも知れない。

いきなりモトクロス人口なんて増えなくて良いし増える筈がない。

必要なのは知ってもらう事。

まずはそこから。

どうにかならないものかと、思いだけだけど書いた次第です。



熱田がAMAでワークス体制で走る。それは素晴らしい事だ。
でもそれで終りだ。
知っているのは限られた人種だけだ。
ホンダの看板しょって本場で走るのに、それで良いのだろうか?


成田もそうだ。
ジュビロヤマハカラーのYZで、短い時間ではあったけどカーマイケルやスチュワートのスピード域にいたのは事実だ。

ヤマハの一大事ではないのだろうか?


大企業はその影響力故、日本に対して責任があるはずだ。
少なくとも関わる文化に責任があるはずだ。
理由はその文化に強い影響力を持つからだ。

これを逆に辿れば、日本のモータースポーツ文化を良くする事は、
企業をそして日本を良くする事になるとは考えられないだろうか。

外に向きすぎた大企業の行く末は、未来の日本にどんな結果をもたらすのだろう?
文化の無い、中身の無い、ビジネスロジックがもたらした空虚な富の流れだけにならないだろうか。

それはとても悲しい事だ。
それにそんなのつまらないじゃないか。


私が思い望むのは遊び心だ。
大企業が遊び心を持つと、そこに夢が生まれる。
するとそこに関わる人々にポジティブな意識、流れが生まれるはずだ。



あっ、我孫子に着いちゃた。

それでは話はこの辺で。


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う〜ん。
また戯言を書いてしまいましたね。
どうにかならないかなぁ〜ウッヒョッヒョ〜くらいで終わる予定たったんですけどねぇ。

40男の戯言(スクラッピーさん。これで良い?違う?違うよね^^)と思って下さい。


メタボリックオイルがお腹の周りで帯(注:メタボリックサークル)となり、
それが吊革の捕まり具合いでコイル状となり、微弱な磁気が発生し、
更に電車の揺れにて非常に弱いが電流が発生し、
そのパルス(注:メタボリックバウンドパルス)が、そう電車の揺れがおりなすパルスが
通勤親父の脳みそに時に影響(これを”メタボリック性電振共鳴症”と言います)を与える事が、
一部研究機関にて確認されてます(嘘)。

なお、利用各線にて症状は異なるようです。


これら発言はそう言った背景もあり、発せられたものとご理解下さい。


それではまた。

ごきげんよう。
posted by とっちゃん at 23:57| ☀| Comment(6) | TrackBack(2) | MotoCross | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
遅くなりました。
偏頭痛でおつかれでした。

さすが!男40です。

遊び心。
まさにアズハウスさん。

たまには、こんな話しを、また書いて下さい。
Posted by スクラッピー at 2007年07月31日 22:50
スクラッピーさん

今回のはちょっと書きすぎましたかね。

みんな退いてコメント無し・・・

シーズン中だとなかなか会えませんね。
サッチャンにも残り頑張ってとお伝え下さい!
Posted by あびこ at 2007年08月01日 19:33
今週末はアサノ行きますよ!
たまには、ゆっくりおしゃべりしたいですね。
Posted by スクラッピー at 2007年08月01日 20:15
今週末はコング(初)です!

でも台風とご対面!?
Posted by あひご at 2007年08月01日 22:38
天気予報は晴れになってますよ。
気をつけて......
あそこは出ますよ。
夏の名物が.....恐
Posted by スクラッピー at 2007年08月01日 22:53
はじめまして。
私も先日まで我孫子(今は柏)に住んでいたのでblog検索でここにたどり着きました。
もしかしたら知っている方だったらごめんなさいw
ローコストで楽しめるモトクロスに魅力を感じました。他ジャンルよりもお客さんもエントラントも多いのにびっくりしてます。
ただ音の問題とかコースで言えば観客席・上水道などやはりコストをかけられるほど儲かっていないことが衰退してる原因ですよね。
ライダーはイベント自体が盛り上がればいくらでも速いライダーはでてきます。ただプロとして食えない現状が速いライダーが育たない原因のひとつだと思います。
私もライダーなので少しでもモータースポーツが盛り上がるように努力していきます。
Posted by トミースタイル at 2010年09月16日 21:26
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